JSP(JavaServer Pages)で、Javaのコード(スクリプトレット)をあんまり使わんと、
HTMLのタグみたいな形式で処理を書きたい時に使うのが、この JSTL(JSP Standard Tag Library)やで!
このJSTLを使うためには、JSPファイルのどこで、どんな名前でそのタグライブラリを使うかを宣言せなあかん。
その宣言が、この taglib ディレクティブなんや!
📝 taglib ディレクティブのそれぞれの意味
ディレクティブを、一つずつ分解して解説していくで!
<%@ taglib prefix="c" uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/core" %>
1. <%@ taglib ... %>
これが「今からタグライブラリを使うで!」っていう宣言のスタートや!ディレクティブの一種やで。
2. prefix="c"
これが一番大事や!JSTLのタグを使うときに、そのタグの前に付ける接頭辞(プレフィックス)を決めるんや。
「c」は「Core(コア)」の頭文字で、一番よく使われるから、みんなこの「c」を使うのが慣習になっとるで。
> 例: c がなかったら <forEach> って書くところを、この設定で <c:forEach> って書けるようになるんや!
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3. uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/core"
これが「どのタグライブラリを使いたいん?」
っていう場所を示すURI(識別子)や!
この http://java.sun.com/jsp/jstl/core っていうのが、
「JSTLのCoreライブラリのことやで!」
ってサーバーに教えてくれる目印なんや。
> ⚠️ 注意やで! これ、URLみたいに見えるけど、実際にこのアドレスにアクセスするわけやないで!あくまで「Coreライブラリを識別するための名前」として使われとるだけやからな!
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🚀 Coreタグライブラリで何ができるん?
この Coreタグライブラリ(prefix="c")は、JSTLの中でも基本中の基本で、プログラムでいうところの「制御構造」に関するタグがいっぱい入っとるんや!
| タグの例 | 目的 | プログラムでいうと? |
|---|---|---|
| <c:if> | 条件によって処理を変える | if文 |
| <c:choose> | 複数の条件で処理を分岐させる | switch文 |
| <c:forEach> | リストや配列の中身を繰り返し処理する | for文、while文 |
| <c:out> | 変数の中身を表示する | print文 |
この taglib ディレクティブさえ書いとけば、JSPの中でJavaのコードをごちゃごちゃ書かんでも、
見やすくてわかりやすいウェブページを作れるようになるんや!
めっちゃ便利やで!