ブループリントとガードレールについて
ブループリントとガードレールについて、簡単に説明しますね。
まず、「AWSのブループリント(Blueprint)」とは、AWS(Amazon Web Services)が提供するサービスやリソースを使って特定の目的を達成するための準備が整った設計のことです。
これは、特定の問題を解決するために必要なAWSの設定や構成がすでに組み込まれている、いくつかのプリセットの設計です。
例えば、ウェブアプリケーションを構築するためのブループリントやデータベースを設定するためのブループリントなどがあります。
ブループリントを使用すると、開発者やエンジニアは自分で全てをゼロから設定する必要がなくなり、素早くアプリケーションを立ち上げることができます。
次に、「ガードレール(Guardrails)」とは、AWS上でサービスやリソースを利用する際に、セキュリティやコスト、パフォーマンスなどの観点から設定される制限やルールのことです。
これは、AWSのベストプラクティスやセキュリティポリシーに基づいて設定され、誤った設定や使い方を防ぐためのものです。
ガードレールは、例えば、誤って大規模なリソースを立ち上げてしまったり、セキュリティの脆弱性を生じさせたりすることを防ぐために役立ちます。
簡単に言うと、ブループリントはあらかじめ準備された設計で、開発者が特定の目的のためにAWSを使いやすくするものであり、
ガードレールはAWSの利用を安全かつ効果的にするためのルールや制限です。