AWS OrganizationsのInviteAccountToOrganizationについて

「AWS OrganizationsのInviteAccountToOrganization」について説明しますね。

AWS Organizationsとは何ですか？

まず、AWS（Amazon Web Services）は、インターネットを通じて利用できるクラウドサービスです。

AWS Organizationsは、AWSのサービスの1つで、複数のAWSアカウント（アカウントは個々のユーザーやチームがAWSを使うためのもの）を1つのグループとして管理するためのツールです。

これにより、複数のアカウントをまとめて管理しやすくなります。

InviteAccountToOrganizationとは何ですか？

「InviteAccountToOrganization」を日本語にすると「アカウントを組織に招待する」となります。

つまり、AWS Organizationsを使っている場合、別のAWSアカウントを自分の組織に招待して、そのアカウントを組織の一部として管理できるようにすることです。

どうやって使うのですか？

  1. 組織の作成: 最初に、自分のAWSアカウントを使って新しい組織を作ります。
    この組織は、複数のAWSアカウントをまとめて管理するためのグループです。
  2. 招待の送信**: 自分の組織に別のAWSアカウントを追加したいとき、そのアカウントの持ち主に招待を送ります。
    これが「InviteAccountToOrganization」という操作です。
  3. 招待の受諾: 招待されたアカウントの持ち主が招待を受け入れると、そのアカウントは組織の一部になります。

具体的なステップ

  1. AWSマネジメントコンソールにログイン: AWSの管理画面にログインします。
  2. Organizationsを開く: サービスメニューから「AWS Organizations」を選びます。
  3. 招待を送る: 「招待を送る」ボタンをクリックし、招待したいAWSアカウントのメールアドレスを入力します。
  4. 招待の受諾を待つ: 招待されたアカウントの持ち主がメールで招待を受け取り、承認します。

なぜこれが便利なのか？

一元管理

複数のアカウントを1つのダッシュボードから管理できるので便利です。

ポリシー適用

セキュリティやアクセスのルールをまとめて適用できます。

コスト管理

全てのアカウントの費用を一括して管理できます。

簡単に言うと、「InviteAccountToOrganization」は、他の人が持っているAWSアカウントを自分のグループに招待して、一緒に管理できるようにするための機能です。

これを使えば、みんながバラバラにAWSを使うのではなく、協力して効率よく使うことができます。