タイムシートアプリの基本機能
1. ユーザー登録とログイン
- ユーザー登録:名前、メールアドレス、パスワードを入力して新しいアカウントを作成します。
- ログイン:登録したメールアドレスとパスワードでログインします。
2. タイムエントリーの記録
- 開始時間:働き始めた時間を記録します。
- 終了時間:働き終わった時間を記録します。
- 日付:どの日に働いたかを記録します。
- 備考:必要に応じてメモを追加します(例:プロジェクト名やタスクの詳細)。
3. タイムエントリーの表示と編集
- タイムエントリーの一覧表示:これまでに記録した全てのタイムエントリーを一覧で表示します。
- タイムエントリーの編集:選択したタイムエントリーを修正します。
- タイムエントリーの削除:不要なタイムエントリーを削除します。
4. レポート機能
- 週次レポート:一週間ごとの働いた時間を表示します。
- 月次レポート:一ヶ月ごとの働いた時間を表示します。
- プロジェクトごとのレポート:プロジェクト別に働いた時間を表示します。
AWSを使ったタイムシートアプリの設計
1. Amazon S3を使った静的ファイルのホスティング
まず、アプリケーションのフロントエンド部分(ユーザーが見る画面)は、HTML、CSS、JavaScriptなどの静的ファイルで構成されます。これらのファイルは、Amazon S3(Simple Storage Service)に保存します。S3は、静的ウェブサイトをホスティングするのに最適です。
- Amazon S3:静的ファイル(HTML、CSS、JavaScript)をホスティングします。
2. Amazon CloudFrontを使ったコンテンツ配信
次に、Amazon CloudFrontを使ってS3のコンテンツを配信します。CloudFrontは、コンテンツを高速かつ安全に配信するためのCDN(Content Delivery Network)サービスです。
- Amazon CloudFront:S3の静的ファイルを高速で配信します。
3. AWS Lambdaを使ったビジネスロジック
アプリケーションのバックエンド部分(データ処理やビジネスロジック)は、AWS Lambdaで実行します。Lambdaは、サーバーレスでコードを実行できるサービスで、リクエストに応じて必要な処理を行います。
4. Amazon API Gatewayを使ったAPI公開
フロントエンドとバックエンドをつなぐために、Amazon API Gatewayを使用します。
API Gatewayは、HTTPリクエストを受け取り、Lambda関数に渡して処理します。
これにより、フロントエンドからバックエンドへの通信が可能になります。
5. Amazon DynamoDBを使ったデータ保存
タイムエントリーのデータは、Amazon DynamoDBというNoSQLデータベースに保存します。
DynamoDBは、高速でスケーラブルなデータベースです。
- Amazon DynamoDB:タイムエントリーのデータを保存します。
アーキテクチャ図
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フロントエンド:静的ファイル(HTML、CSS、JavaScript)
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API:
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データベース:
まとめ
AWSを使ったタイムシートアプリケーションの設計について説明しました。CloudFront、S3、Lambda、API Gatewayを使うことで、安全でスケーラブルなアプリケーションを簡単に構築できます。
このアプリを使えば、働いた時間を簡単に記録し、管理することができます。
興味を持ったら、ぜひチャレンジしてみてください!
楽しいプログラミングの旅を!