AWSを使ったタイムシートアプリケーションの設計

こんにちは!
今回は、AWSAmazon Web Services)のCloudFront、S3、Lambda、API Gatewayを使ってタイムシートアプリケーションを設計する方法について説明します。
このアプリは、働いた時間を記録し、管理するためのツールです。
中学生でも理解できるように、簡単に説明しますね!

タイムシートアプリの基本機能

1. ユーザー登録とログイン

  • ユーザー登録:名前、メールアドレス、パスワードを入力して新しいアカウントを作成します。
  • ログイン:登録したメールアドレスとパスワードでログインします。

2. タイムエントリーの記録

  • 開始時間:働き始めた時間を記録します。
  • 終了時間:働き終わった時間を記録します。
  • 日付:どの日に働いたかを記録します。
  • 備考:必要に応じてメモを追加します(例:プロジェクト名やタスクの詳細)。

3. タイムエントリーの表示と編集

  • タイムエントリーの一覧表示:これまでに記録した全てのタイムエントリーを一覧で表示します。
  • タイムエントリーの編集:選択したタイムエントリーを修正します。
  • タイムエントリーの削除:不要なタイムエントリーを削除します。

4. レポート機能

  • 週次レポート:一週間ごとの働いた時間を表示します。
  • 月次レポート:一ヶ月ごとの働いた時間を表示します。
  • プロジェクトごとのレポート:プロジェクト別に働いた時間を表示します。

AWSを使ったタイムシートアプリの設計

1. Amazon S3を使った静的ファイルのホスティング

まず、アプリケーションのフロントエンド部分(ユーザーが見る画面)は、HTML、CSSJavaScriptなどの静的ファイルで構成されます。これらのファイルは、Amazon S3(Simple Storage Service)に保存します。S3は、静的ウェブサイトをホスティングするのに最適です。

2. Amazon CloudFrontを使ったコンテンツ配信

次に、Amazon CloudFrontを使ってS3のコンテンツを配信します。CloudFrontは、コンテンツを高速かつ安全に配信するためのCDN(Content Delivery Network)サービスです。

3. AWS Lambdaを使ったビジネスロジック

アプリケーションのバックエンド部分(データ処理やビジネスロジック)は、AWS Lambdaで実行します。Lambdaは、サーバーレスでコードを実行できるサービスで、リクエストに応じて必要な処理を行います。

4. Amazon API Gatewayを使ったAPI公開

フロントエンドとバックエンドをつなぐために、Amazon API Gatewayを使用します。

API Gatewayは、HTTPリクエストを受け取り、Lambda関数に渡して処理します。

これにより、フロントエンドからバックエンドへの通信が可能になります。

  • Amazon API Gateway:フロントエンドとバックエンドの間のAPIを公開します。

5. Amazon DynamoDBを使ったデータ保存

タイムエントリーのデータは、Amazon DynamoDBというNoSQLデータベースに保存します。

DynamoDBは、高速でスケーラブルなデータベースです。

  • Amazon DynamoDB:タイムエントリーのデータを保存します。

アーキテクチャ

  1. フロントエンド:静的ファイル(HTML、CSSJavaScript

  2. API

  3. データベース

まとめ

AWSを使ったタイムシートアプリケーションの設計について説明しました。CloudFront、S3、Lambda、API Gatewayを使うことで、安全でスケーラブルなアプリケーションを簡単に構築できます。

このアプリを使えば、働いた時間を簡単に記録し、管理することができます。

興味を持ったら、ぜひチャレンジしてみてください!

楽しいプログラミングの旅を!