AWS Organizationのタグポリシーとは?

こんにちは!今日はAWSAmazon Web Services)の「タグポリシー」について、簡単に理解できるように説明します。

AWSの中で組織(Organization)を管理する際に重要なタグポリシーについて、一緒に学んでいきましょう。

タグってなに?

まず、タグについて説明します。

タグとは、AWSのリソース(サーバーやデータベースなど)に付ける「ラベル」のようなものです。

このラベルを使って、リソースを簡単に分類したり検索したりすることができます。

例えば、「プロジェクトA」のリソースには「Project:A」とタグを付け、「経費計上」のリソースには「Category:経費」とタグを付けるといった感じです。

タグポリシーってなに?

タグポリシーは、このタグの使い方をルールとして定める仕組みです。

AWSの組織(Organization)全体で同じルールを使うことで、リソースの管理がもっと簡単で一貫性のあるものになります。

なぜタグポリシーが必要なの?

  1. 統一性の確保
    タグの付け方が統一されるので、リソースを簡単に見つけることができます。
  2. 管理の簡略化
    ルールがあると、リソースの分類や検索が簡単になります。
  3. セキュリティ向上
    特定のタグを使うことで、アクセス制限を設定しやすくなります。

タグポリシーの基本的な使い方

タグポリシーを使うためには、AWSのマネジメントコンソールを使います。以下の手順で設定します。

  1. AWSマネジメントコンソールにログイン
    AWSのアカウントにログインします。
  2. AWS Organizationsを開く
    ナビゲーションメニューから「AWS Organizations」を選びます。
  3. タグポリシーを設定
    タグポリシーのメニューから新しいポリシーを作成し、ルールを設定します。

具体的な例

例えば、「プロジェクトタグは必須で、名前はProject、値はプロジェクト名にする」というルールを作りたいとします。

    1. ポリシーの名前を決める
      例「ProjectTagPolicy」
    2. ルールを設定する
      
      {
        "tags": {
          "Project": {
            "required": true,
            "values": ["プロジェクトA", "プロジェクトB", "プロジェクトC"]
           }
         }
      }
      

このように設定すると、プロジェクトタグが必ず付けられるようになります。

まとめ

タグポリシーを使うと、AWSのリソース管理がより便利で効率的になります。

統一されたルールを作ることで、リソースの検索や分類が簡単になり、管理の手間を減らせます。

この基本を押さえれば、もっと楽しくAWSを使いこなせるようになりますよ!

タグポリシーをうまく使って、AWSの達人になりましょう!